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塚田米造(つかだ・よねぞう)さん(82)
1993年、2010年に続く3回目の受賞は日本写真美術展として26(大正15)年に始まった毎日写真コンテストで初の快挙。カメラ歴は50年近くになるが、「びっくりした。これ以上の喜びはない」と頬を緩める。
受賞作は今年4月、新潟県上越市の桜の名所・高田公園で撮影した。歩きながら気ままに写真を撮っていると、満開の桜に囲まれ、熱心に絵筆をとる女性の姿が目に留まった。絵の話を聞いているうちに夕日の光が放射状に広がり始めた。その光が入るよう、あらゆる角度から夢中でシャッターを切った。「雪国が待ち焦がれた…
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