メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

将棋

第76期名人戦A級順位戦 深浦康市九段-行方尚史八段 第34局の1

魅力を感じる雁木

 プロ棋士を目指して12歳のときに長崎から上京してきた深浦と、同じく12歳のときに青森から上京してきた行方の対戦である。修業のために東京に来た2人の時代と状況は似かよっていて、少年時代に遠く離れた上京は命懸けに近い思いだったに違いないし、厳しい修業時代には将棋に負けて1人部屋で泣いたこともあっただろう。そんな両者の背景を思いながら観戦に向かう電車の中で聴きたくなったのはビートルズの「ロッキー・ラクーン」。それは映画音楽のように観戦の朝の気分にピタリとハマった。

 少年時代の修業に耐え一流棋士の地位を築き上げた両者の対戦である。今期A級リーグのここまでの星は深浦2勝3敗、行方2勝4敗と苦しめで、どちらも残留確定となる5勝を目指しての戦いとなっている。戦型は最近の深浦が好んで採用している流行中の片雁木(がんぎ)に進んだ。右銀のポジショニングが自在なのが現代調である。行方も追随して雁木の同形に進む。

この記事は有料記事です。

残り495文字(全文904文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 自民・石原伸晃元幹事長が新型コロナ感染 派閥領袖で初めて

  2. 二階氏「ケチつけるな」に見え隠れする「権力集中の弊害」

  3. 質問15項目に菅首相答弁わずか10分 野党反発、与党も「さすがにまずい」

  4. 鼻出しマスク受験「眼鏡が曇るから」 釈放男性、トイレにこもった訳は

  5. 飛行機マスク拒否 大学職員「容疑と事実違う」 捜査車両でも着用しなかった理由

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです