米下院

法人減税の税制改革法案を再可決 議会審議終わる

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税制改革法案の可決後、ホワイトハウスで共和党議員らを集めた記念式典を開いて演説するトランプ米大統領=ロイター
税制改革法案の可決後、ホワイトハウスで共和党議員らを集めた記念式典を開いて演説するトランプ米大統領=ロイター

現行35%から21%に トランプ氏「企業が戻ってくる」

 【ワシントン清水憲司】米下院は20日、法人税率(連邦税)を現行の35%から21%に下げる税制改革法案を賛成多数で再可決した。これで議会審議が終わり、トランプ大統領の署名を経て成立する。トランプ氏は「企業が(国内に)戻ってくる。雇用と、新しく若く強い企業の形成につながる」と述べ、減税の経済活性化効果に期待を示した。

 法人減税は2018年から実施する。所得税減税も行い、幅広い層で減税になる見通しだ。下院は19日にいったん法案を可決したが、条項の一部に不備があったため、再可決する必要があった。

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