学術会議

軍事研究の拡大防止へ 大学の審査実態を調査

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 科学者の代表機関・日本学術会議が、軍事研究対策として、全国の大学が研究の適切さを審査する体制を設けているかなどを探る実態調査に乗り出す。

 安倍政権は軍民両用研究の推進を掲げているが、年明けにもアンケートを実施し、各大学の対応状況を踏まえて、軍事研究の拡大を防ぐ新たな方向性を検討する。

 防衛省や米軍資金などによる研究が国内の大学で広がっている実態を受けて、学術会議は今年3月、軍事研究に関する新たな声明を半世紀ぶりに決議。…

この記事は有料記事です。

残り319文字(全文531文字)

あわせて読みたい

ニュース特集