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シネマの週末・この1本

勝手にふるえてろ 内的世界、鋭く表現

 金持ちも貧乏人も、大人も子供も、人は自分の置かれた環境や精神年齢に合わせた悩みを抱えるもの。それがどんなに卑小であっても本人にとっては切実だ。本作の主人公ヨシカの悩みも自己中心的なものだが、恵まれた国・日本で、多くの若者たちが抱えている屈折を松岡茉優が高い身体性で演じきった。

 1人暮らしの会社員ヨシカ(松岡)には中学時代から脳内で育ててきた同級生の恋人「イチ」(北村匠海)がいる。社内の同期「ニ」(渡辺大知)に交際を申し込まれ、同僚の来留美(石橋杏奈)に相談するが、イチへの思いを断ち切れないヨシカは同級生を装い、ある行動に出る。

 在学中にほとんど交流のなかったイチを思い続けるように、ヨシカは脳内ではあれこれ考えるが、言葉にした…

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