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人生は夕方から楽しくなる

ベテラン記者が大人ならではの滋味ある話を求め、旬の人と語り合う大型インタビュー。人生が楽しくなるヒントをお届けします。金曜日更新。

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元アナウンサー・内多勝康さん 福祉はライフワーク、定年待たず現場へ

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1男2女の父。「我が子であろうとなかろうと、子どもと接するのが好き。テレビ局に就職できなかったら、先生になろうと思っていました」=東京都世田谷区で、西本勝撮影
1男2女の父。「我が子であろうとなかろうと、子どもと接するのが好き。テレビ局に就職できなかったら、先生になろうと思っていました」=東京都世田谷区で、西本勝撮影

 広い室内にクリスマスツリーが飾られていた。「ほら見てごらん。きれいだね」。バギーと呼ばれる車椅子に乗った女児(8)は、そう話しかけられてうれしそうな表情。それを見て、この人の目尻がさらに下がる。

 1986年の入局以来、アナウンサーとして30年勤務したNHKを昨年、早期退職。小児・周産期が専門の国内最大級の病院、国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)に転職した。同センターが開設した重病の子どもとその家族の短期入所施設「もみじの家」で、事務全般を管理する「ハウスマネジャー」を務める。

 事業計画の策定や収支の計算、講演などの広報活動が主な仕事。慣れないことも多いが「毎日が生まれ変わったような気持ち」と、表情はすがすがしい。それにしても、脂の乗りきった時期に、華やかで安定した職場を飛び出したのはなぜ?

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