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湯川秀樹

反核の礎 戦後秘した原爆研究に言及 京大、日記公開

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湯川秀樹が終戦の1945年に書いた日記。6月23日には「F研究」についての記述がある=京都市左京区で21日、小松雄介撮影
湯川秀樹が終戦の1945年に書いた日記。6月23日には「F研究」についての記述がある=京都市左京区で21日、小松雄介撮影

 日本人初のノーベル賞を受賞した物理学者、湯川秀樹(1907~81年)が、終戦期の45年に書いた日記を21日、京都大基礎物理学研究所・湯川記念館史料室が公開した。湯川が生涯を通じて公的な発言を控えていた原爆研究「F研究」に言及。広島原爆投下や時局に関する記述もあり、専門家は「第一級の歴史的史料」としている。

 湯川は49年に中間子論でノーベル物理学賞を受賞。戦時中、旧海軍が京都帝国大(現京都大)で進めたF研究を理論的に支えたことが知られるが、本人の記述はほとんど見つかっていなかった。湯川の没後、遺族が38~48年の「研究室日誌」「研究室日記」計15冊を史料室へ寄贈。史料室は分析を進め、45年に書かれたB5判のノート3冊の内容を今回発表した。F研究は44年ごろに始まったとされるが、45年前半に会議を重ね…

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