片雁木(がんぎ)から互いに右銀を腰掛ける形となり、先後同形になった。深浦が[先]4五歩と仕掛けたのが図の局面である。
「本局のような同形で先後どちらが有利かというのも、大きなテーマのひとつです。かつて角換わり等で勉強したことも生かされている気がします」と深浦は言う。4筋を突き捨てて[先]7五歩と桂頭を攻めたところで、行方が1時間を超える長考に入った。
「[先]7五歩に対して最初は[後]8六歩[先]同歩[後]6五歩[先]7四歩[後]6六歩[先]同角[後]6五桂(参考図)と進めるつもりでいたんです。[後]7七歩とたたくこともできるので、こう進めて悪くなる順が分かりませんでした。これで目いっぱいの勝負をするんでしたね」と行方は言う。
この記事は有料記事です。
残り306文字(全文632文字)
毎時01分更新
日本医科大付属病院(東京都文京区)が、同大学に在籍する院生…
<くらしナビ・環境> 食品のトレーやペットボトルなど、日用…
今度は「煉獄(れんごく)さん」? 25日の衆院予算委員会で…