神戸製鋼所

不正、さらに拡大も 統治不全、全容解明遠く

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記者会見でデータ不正問題について陳謝する神戸製鋼所の梅原尚人副社長=東京都千代田区で21日午後6時32分、長谷川直亮撮影
記者会見でデータ不正問題について陳謝する神戸製鋼所の梅原尚人副社長=東京都千代田区で21日午後6時32分、長谷川直亮撮影

 神戸製鋼所のアルミ・銅製品など品質データ改ざん問題は、現職の執行役員3人が不正を認識していたことがわかり、新たな局面に入った。3人は不正の事実を知りながら、取締役らに報告しておらず、同社の隠蔽(いんぺい)体質は工場などの現場だけでなく、役員レベルにも広がっている実態が浮き彫りになった。データ改ざんが組織ぐるみで行われていたのは明らかで、今後の外部調査委員会の調べでさらに不正が拡大する可能性がある。【川口雅浩】

 3人の執行役員が不正を認識していたことが明らかとなり、21日の記者会見では「一連の不正は組織ぐるみだったのではないか」などの質問が相次いだ。梅原尚人副社長は「3人の執行役員が直接、不正に関与していたとか、指示していたという報告は外部調査委から受けていない」と弁明したが、「すべての調査が完了したわけではない。その他(の役員や社員)については今後、調査が進んでいくだろう」とも述べ、外部調査委の最終報…

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