(カットは直筆)
今季のワールドカップ(W杯)は11月の開幕2戦目に優勝し、ここまでで個人総合3位につけている。昨季までの優勝はすべて2、3月で、この時期に勝つのは初めて。一つ壁を越えたと思う。
勝った試合は前半飛躍でリードし、後半距離も独走したが、理想の勝ち方は最後まで競り、なおかつ他の選手を引っ張って勝つことだ。集団の後ろについて最後だけ前に出るのではなく、たとえ負担が大きくても前で引っ張る。それでも勝つことが真のチャンピオンに近づく戦い方だと思う。
最も価値があると考えるのはW杯の年間総合優勝だ。上位にいる選手は、個々の大会でも積極的に勝負することが多い。集団の後ろで体力を温存している選手は、そんなに強くはならないし、そもそも格好良く見えない。
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