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自転車旅

湖畔めぐりで心一つに 霞ケ浦・琵琶湖・浜名湖

浜名湖を見ながら湖畔を走る自転車愛好家=浜松市北区で2017年12月16日、奥山智己撮影

共同でアピール

 サイクリングで湖畔めぐりを楽しんで--。湖岸延長が長い国内ベスト3の霞ケ浦(茨城県)と琵琶湖(滋賀県)、浜名湖(静岡県)の沿岸自治体などが、湖の周囲を走る自転車旅を盛り上げるためタッグを組むことになった。来春以降、共同で観光客にアピールする企画を話し合い、国内外に発信していく。

     雄大な湖の近くを走る湖岸めぐりは自転車愛好家に人気がある。愛好家は「琵琶湖1周」を「ビワイチ」と呼び、そこから「カスイチ」(霞ケ浦1周)、「ハマイチ」(浜名湖1周)の略語も生まれている。浜松市などによると、霞ケ浦の湖岸延長は国内最長の252キロで自転車ルートは約140キロ。琵琶湖は235キロでルートは約200キロ、浜名湖は128キロで約67キロのルートがある。

     浜名湖では、地元の観光協会などが自転車を利用する観光客の呼び込みに力を入れており、休憩所や駐輪場のある宿泊施設などを記した地図の配布や自転車の貸し出しを行っている。

     浜名湖のルートは景観が美しい「日本風景街道」の一つで、霞ケ浦と琵琶湖の各ルートも一部が風景街道になっていることから、さらなる振興を目指す浜松市などが9月、茨城、滋賀の両県に連携を打診。湖畔めぐりの自転車旅をコンセプトに協力して活動することになった。

     3湖の関係者は来春、「カスイチミーティング」を開催し、3湖を走ると認定される証明書の発行などができないか検討する。風景街道のある湖畔は洞爺湖(北海道)や宍道湖(島根県)など約15湖に上り、連携を広げることも視野に入れている。

     活動を支援する官民連携の協議会「浜名湖サイクルツーリズム推進会議」(浜松市)の田中孝治座長は「女性や家族連れでも楽しめる文化として根付かせたい」と意気込んでいる。【奥山智己】

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