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クリスマス

ダウンロード版ゲームソフト頼まれたら?

任天堂のゲームをダウンロードするカード。写真は「マリオパーティ100 ミニゲームコレクション」=(C)2017 Nintendo

 クリスマスイブ、子供の枕元にプレゼントを届けるサンタクロースたちに、悩ましい問題が起きている。子供の「お願い」の定番と言えば最近はゲームソフトだが、近年はインターネット回線を使ってデータをゲーム機に落とし込む「ダウンロード版」が普及している。物ではないため枕元に置けないのだ。さて、どうすべきか。素性を明かせぬサンタに代わって記者がゲーム会社に聞いてみた。【大村健一】

     「サンタさんも困りますよねえ……」。近畿地方の30代の女性が頭を悩ませている。小学4年の娘から今年のプレゼントに、パソコン向けダウンロード版ゲームソフトを頼まれた。「イブに、寝静まった家をサンタが訪れ、パソコンを操作しダウンロードしてくれた……すごく苦しい説明だと思う」とため息をつく。

     クリスマスイブが近づくにつれ、ツイッター上でも世の“サンタたち”が次々悩みを打ち明けている。以下に紹介する投稿も、出所は不明だが5年ほど前から繰り返し拡散されてきた。いわく<店頭で売られるパッケージ版が品切れ中で、苦肉の策として子供に『この箱に(任天堂の携帯型ゲーム機)3DSを入れて寝てごらん! サンタの魔法で朝になったらゲームが入っているよ』と言って、夜中に急いでダウンロード版を落とすらしい。21世紀のクリスマスのかたちだ>。

     とはいえ、子供のゲーム機に勝手に触ることには抵抗感がある。パソコン上に購入履歴が残ってしまう味気なさも。メルヘンチックなサンタクロースの物語と現代のゲーム事情は、今ひとつかみ合わない。

     主要ゲーム機のダウンロード版ソフトの売り上げは公表されていないが、物ではないのでかさばらず、品切れもないなどのメリットで急速に普及している。最近ではダウンロード版のみというソフトも多い。

     クリスマスに子供からダウンロード版をねだられたサンタは、どうすべきか。任天堂(京都市)の広報担当者は「ダウンロードカード」や「ニンテンドープリペイドカード」をサンタのプレゼントとし、保護者が子供と一緒にダウンロードする手法を紹介する。「最近はギフト包装してくれる店もあると聞いています」という。ソニーのプレイステーションやスマートフォン向けゲームでもプレゼントに適した同種のカードが販売されている。

     ただ「ゲームがほしい」という声すべてにカードで対応できるとは限らない。映画や音楽のソフトでも同じことは起こりうる。冒頭に紹介した30代の女性は、取材にこう言った。「今のサンタクロースはダウンロード版にも対応できる、という新しいイメージをゲームメーカーが打ち出してくれたら助かるんですが」

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