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料金据え置きで急増 配達現場から悲鳴

会見でゆうパックの現状について説明する日本郵政の長門正貢社長=東京都千代田区で2017年12月21日午後4時17分、浜中慎哉撮影

 いま、日本中の荷物が日本郵便の宅配便サービス「ゆうパック」に集中しつつある。競合するヤマト運輸、佐川急便の相次ぐ値上げに対し、日本郵便が料金を据え置いているためだ。「予定通り届かない」と利用者から不満が出る一方、配達現場から悲鳴が上がっている。「ゆうパック」の事情を取材した。【浜中慎哉、岸達也】

 宅配最大手のヤマト運輸は10月、荷物のサイズに応じて140~180円の値上げ(税抜き)を実施した。業界2位の佐川急便も11月に60~230円値上げ(同)で追随。一方「ゆうパック」値上げは来年3月の予定だ。このタイムラグにより10月の取扱量は前年の同じ月に比べて23%増、11月は25%増と膨張している。12月も17%増の見込みだ。そこに配達の人手不足も追い打ちをかけている。

 日本郵便は15日、年末年始の「ゆうパック」や郵便物の配達が全国的に1~2日程度遅れると発表した。日本郵便広報は「高速道路の渋滞や旅客増に伴う航空機の貨物制限の影響だ。例年遅れており、他社の値上げの影響ではない」と説明している。

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