選択的夫婦別姓で国を提訴する理由 サイボウズの青野慶久社長
2017/12/22 10:00(最終更新 12/22 18:12)
有料記事
4788文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
選択的夫婦別姓制度の実現を求めて、ソフトウエア開発会社「サイボウズ」(東京都中央区)の青野慶久社長(46)が、国に損害賠償を求めて東京地裁に提訴する。結婚時に妻の姓を選択した青野さんに、訴訟に至ったいきさつや選択的夫婦別姓を求める理由を聞いた。【聞き手・坂根真理/生活報道部】
--妻の姓を選んだ理由は。
青野慶久社長 妻が「姓を変えたくない」と言ったから。あっさり決まりましたね。僕も「二つ名前があったら面白いかな」って思ったんです。軽いノリで、あまり考えずに。妻も「それなら」って。今は、夫婦げんかをした時に「俺は姓を変えたのに」って思ってしまうようになりましたけどね。
この記事は有料記事です。
残り4500文字(全文4788文字)