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受け継ぐ闘魂

全国高校ラグビー報徳学園/上 タックルに込めた哲学 /兵庫

試合前、報徳学園ラグビー部の前田豊彦・前監督の遺影を囲んで記念写真を撮る報徳学園と県立神戸のOBたち=兵庫県西宮市の報徳学園で、山本愛撮影

 43回目の花園出場を決めた後の今月10日。報徳学園グラウンドで、報徳と往年のライバル・県立神戸のラグビー部OB戦が開かれた。赤と黒のジャージーに袖を通したOBが楕円(だえん)球を追い、タックルする。その姿をグラウンド脇に飾られた遺影が見守った。

 遺影の主は前田豊彦・前監督。1960年に新任教師として赴任し、日本代表ら300人以上の選手を育てた。大病を患った91年末、病床から抜け出し、花園のグラウンド脇にワゴン車を止め、車中のベッドで毛布にくるまりながら、車窓から選手たちを見つめた。その約20日後に54歳で他界。「報徳ラグビーの礎を築いた先生」として部員に語り継がれている。OB戦は、前田さんの25回忌を追悼するために初めて催された試合だった。

 前田さん亡き後、OBの西條裕朗・現監督が他校から97年に移るまでの5年、阪神大震災で被災した時も、…

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