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ストーリー

減反と闘ったコメ農家(その2止) 「ヤミ米」と罵倒され

雪が降りしきる農地でタマネギの生育状況を確かめる涌井徹さん=秋田県大潟村で2017年12月、松本紫帆撮影

 

 ◆農業に希望を求める涌井徹さん

農政に分断された村

 「おわびしなければなりません」

 2009年11月26日。秋田県大潟村を訪れた民主党政権の赤松広隆農相(当時)は、意見交換会に参加した村幹部や農家の人たちの前で謝罪した。村は「日本の食糧基地」として誕生したにもかかわらず、農政が入植者たちを翻弄(ほんろう)し、村を分断し続けたからだ。

 大潟村は八郎潟を干拓し、1964年10月に誕生した。コメを増産する「モデル農村」とうたわれ、入植者は全国の希望者から選抜された。平均経営規模が1ヘクタールほどの時代に、1農家当たりに提供された農地は10ヘクタール(後に15ヘクタール)だった。

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