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今週の本棚・新刊

『死民と日常-私の水俣病闘争』=渡辺京二・著

 (弦書房・2484円)

 著者は、10年ほど前、外国人が見た江戸時代を描いた『逝きし世の面影』で、自称「保守派」らに人気を博した。その著者が、1970年頃、水俣病患者のもっとも「過激」な闘争に深くかかわり、東京で加害企業チッソ本社の「占拠」などにかかわった筋金入りの「反体制派」だと、「保守派」は知っているだろうか。スローガンは「義によって助太刀いたす」。主に当時書かれた、恐ろしく密度の濃…

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