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広島原爆

「この世界」72年の時埋める 原爆供養塔の遺骨「帰宅」 映画きっかけに再調査

自宅跡近くの原爆供養塔で脩さんの遺骨を受け取った久さん(中央)と大木久美子さん(右前)ら親族=広島市中区で、大木久美子さん提供

 広島原爆の犠牲者で、平和記念公園(広島市中区)の原爆供養塔に安置され、名前が分かりながら遺族が判明していない遺骨815柱のうち1柱が、72年ぶりに家族の元に戻った。遺族が特定されたのは7年ぶり。きっかけは、昨年公開されたアニメ映画「この世界の片隅に」だった。

 戻ったのは、爆心地近くの旧中島本町の自宅で写真館を営んでいた高橋脩(おさむ)さん(当時43歳)の遺骨。

 1945年8月6日、市外の海軍兵学校で原爆の閃光(せんこう)を見た当時16歳の長男久さん(88)=…

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