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全国高校駅伝2021

2021年12月26日に京都市で開かれる男子第72回、女子第33回全国高校駅伝競走大会のページです。

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全国高校駅伝

健闘も入賞及ばず 女子・健大高崎、26位 男子・東農大二、34位 /群馬

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スタートし競技場を出る男子の選手たち。ゼッケン10番は東農大二・千明龍之佑選手=西京極陸上競技場で24日、小松雄介撮影 拡大
スタートし競技場を出る男子の選手たち。ゼッケン10番は東農大二・千明龍之佑選手=西京極陸上競技場で24日、小松雄介撮影

 男子第68回・女子第29回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社、日本陸連、全国高体連など主催)が24日、京都市で開かれた。入賞を目指した県勢だったが、女子・健大高崎は26位、男子・東農大二は34位と届かなかった。【神内亜実】

序盤、激戦にのまれ 女子・健大高崎

 前半勝負をもくろんだ健大高崎だったが、スタートから激戦にのみ込まれた。

 1区の林英麻選手(3年)は中盤まで第2集団に。しかし、集団のペースが上がると3キロ過ぎの上り坂から後退し、20位で中継所へ。「アップ時から思ったよりも体が動いたので先頭を追った。その分レースが動くと力が残っていなかった」と悔やんだ。

 2区の不破亜莉珠選手(3年)は粘りを見せた。上り下りと四つのカーブがあり、順位変動が激しい区間。序盤で外国人選手に抜かれたが「ラスト100メートルで意地で1人抜いた」と20位を保った。

 しかし、都大路は全国トップレベルの争い。上りが続くハードな3区で八田ももか選手(3年)は26位まで順位を落とし、たすきを渡すと膝をついて倒れ込んだ。4区の関口美都主将(3年)は「自分は下りの方が多い。頑張らなきゃ」と奮起。25位に順位を上げた。

 アンカーで唯一の2年生・森尻真優選手は集団争いの末、他チーム2選手とほぼ同時にトラックへ。「最後まで必死に競った」が、26位でゴールした。

響いたけが、体調不良 男子・東農大二

 8位入賞を目指した東農大二だが、けがや体調不良が響き34位に終わった。

 昨年に続き「花の1区」を任された千明龍之佑選手(3年)は、序盤は3位で走ったが、左足の違和感でペースを落として18位で2区へ。

 2区では初出場の宮下璃久選手(3年)が「最初の1キロで攻めの走りができ、ほぼ目標タイム」と区間7位の好走で16位と盛り返した。

 3区の伊井修司選手(1年)は、前日に突発的な風邪をひき、スタートから厳しい表情。実力を発揮できないまま、順位は42位と大きく後退した。

 しかし、3年連続の4区を担った栗原啓吾選手(3年)が巻き返した。「流れを変えたい」と4キロ地点で4人を抜くなど懸命の走りを見せ、37位で中継所へ。

 その後は、単独走となる苦しい展開。それでも、5区の小林龍太選手(2年)、競歩から転向して初出場した6区の松坂胆宥選手(3年)が一つずつ順位を上げて35位。アンカー宗像直輝選手(1年)は「『3年生の最後』を任され、緊張した」が、34位でフィニッシュした。


都大路に後悔なし 健大高崎・八田ももか選手

 特別な思いで臨んだ舞台だった。今年1月、北田初男監督から問われた。「駅伝とトラック、どっちをとりたい」

 元々、中距離の800メートルが専門。中学時代から全国の舞台であと一歩で入賞を逃しただけに、個人の表彰台に憧れてきた。しかし、昨年も数秒差で全国を逸し、再び悔しい思いをした。「最後のチャンス」をどちらに懸けるか揺れた。悩んだ末の選択は「都大路」。長距離練習に切り替えた。

 そして迎えた本番。1・5キロ付近で後ろの集団に抜かれ、思うような走りができず、順位を落とした。最後の上り坂で息が切れ、4区にタスキを託すと、膝をついて倒れ込んだ。ひとしきり泣いた。

 それでも、大学で続ける駅伝に向け、「全国の上位に食い込むには、まだ力が足りない」と課題も見つけた。

 都大路に懸けた気持ちに後悔はない。「目標の舞台で走れて良かった。みんなが自分を成長させてくれた」。最後は笑顔で言い切った。

最後は3人を抜く 東農大二・千明龍之佑選手

 3度目の都大路。2年連続で1区を任されたが、「本調子で迎えられなかった」と振り返る。

 1カ月前からあった左足の違和感が上りで響いた。上りきって一気に下る残り3キロ。昨年も苦戦した「一番きつい」場面で、城戸口直樹監督の姿が見えた。「頑張ろう」。ペースを上げると、再び3人を抜いた。しかし、予想を下回る順位で終わった。

 片品村出身。中学に陸上部はなく、クロスカントリー部だった。合同チームで出場した中学駅伝で城戸口監督に走りを見込まれ、東農大二に入学した。

 「高校では実力を発揮したい」。執着したのは、駅伝だった。チームで結果を残せば「伝統の一つになれる」。先輩の背中を見てフォームを学び、城戸口監督からレースでの勝負をたたき込まれた。

 結果は34位。振るわなかったが、「結果が出ると楽しい一方、沈み込む時期もあるのが陸上。また近い春先に結果を出したい」。大学での飛躍を誓った。

【全国高校駅伝2021】

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