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上海列車事故 29年後の真実

第4章<6> 救出活動に加わった中国人記者

浙江省テレビ記者だった当時、上海列車事故後の救出活動に加わった童禅福氏(中国Baidu百科より)

 サンピアの協議(1988年7月)で、もう一つの焦点になったのが、上海列車事故に際しての引率教諭たちの対応だった。遺族らは無事だった生徒たちから聞き取りを進め、事故直後の教師らの動きに強い疑問を抱くようになった。

 「ある生徒が『現場で先生に“友達を助けたい”というと、先生が“いかん”と言った。そして先生らは現場からいなくなった』と言うのです。元気な男子生徒も多くいたのだから、力を出し合えば、大きな助けになったはずですよね。車内に閉じ込められた友達に日本語で大声をかけてやるだけでも励ましになっていたはずですよ。早く助け出されていたら、助かったかもしれないんです」

 事故後に撮られた写真、事故を扱った新聞やテレビの報道を検証していくうち、遺族らは引率教諭が生徒らの…

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