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牧阿佐美バレエ団の11月公演「躍動」(東京・よみうり大手町ホール)で、看板ダンサーの清瀧千晴さんが自身の出番前に伴奏者としてチェロを弾いてみせ、話題を呼んだ。読売日本交響楽団のバイオリニストを父にもち、10代半ばまではチェロとピアノも学んでいた本格派。演奏会用ホールでの小品集上演という同団初の試みにあたり、「隠し芸」のような楽才を披露することになった。
作品は、サン・サーンス「動物の謝肉祭」よりチェロの名曲として知られる「白鳥」。衣装を着けて舞台端で楽器を構え、三宅里奈さんのソロを支えた後、袖でマントを羽織って再登場、「ロメオとジュリエット」のバルコニー・シーンを阿部裕恵さんと踊った(ともに三谷恭三さん振り付け)。
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