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ビットコイン

価格乱高下 適正水準見極めにくく

ビットコインの使い方などを紹介するホームページ。仮想通貨は手にすることはできない=2014年3月1日

 インターネット上で取引される仮想通貨の代表格「ビットコイン」の価格が乱高下している。17日に国内の主要取引先で1ビットコイン=220万円を超えたのをピークに、先週には一時、最高値から39%下落し、140万円を割り込んだ。適正な価格水準が見極めにくく、荒れた相場が続きそうな情勢だ。

 仮想通貨の国内大手取引所「ビットフライヤー」では、今年1月に1ビットコイン=10万円程度だったが、12月に米国で先物市場が開設されることが決まると、機関投資家などからの資金流入を予想した思惑買いが進み、約11カ月間で20倍超も上昇。17日には220万円台をつけた。

 ところがその後は、利益確定売りが続き、22日には前日の最高値から30%超値を下げ、130万円台まで急落した。

 黒田東彦日銀総裁が21日の記者会見で、「今のビットコインは、投資ないし投機の対象になっている」と発言するなど、各国の政策当局者らから相場の過熱をけん制する発言が出たことも、投資家による売りにつながった可能性がある。25日は若干値を戻し、160万円台で推移した。

 ビットコインは、需要が増えても供給量がそれに見合う分だけ増加しない仕組みのため価格が急騰しやすい。また、明確な価値の裏付けがなく、適正な価格水準が不明だ。楽天証券の窪田真之チーフ・ストラテジストは「多くの投資家は妥当な価格水準が分からないまま、値動きに応じて売り買いしている。値が上がると買いが買いを呼び、下がると売りが売りを呼ぶ傾向がある。価格がどの水準に収れんするかは、今後の規制や、通貨としての使い勝手の良さに対する評価によって決まるだろう」と分析する。【宮川裕章】

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