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私だけの東京・2020に語り継ぐ

「たいめいけん」シェフ・茂出木浩司さん 祖父の味、日本橋の意地

 東京・日本橋の洋食店「たいめいけん」の3代目です。昭和6(1931)年に祖父、茂出木心護(しんご)が同じ中央区の新川で開業し、戦後、ここに移ってきました。創業86年になります。老舗なんてよく言われますが、日本橋かいわいじゃ、まだまだひよっこ。なにせ江戸時代創業の老舗がたくさんありますから。

 築地にある幼稚園に通っていましたので、今も河岸の友だちが多いんです。小学生の頃は三越や高島屋、日本銀行本店あたりは僕らの庭同然の場所でした。学校から帰るとデパートの屋上にある遊園地へ走っていく。観覧車もあったんじゃなかったかなあ。洋食店のせがれですが、デパートでお子様ランチを食べるのが楽しくて。プレートにキューブ形のゼリーがのっていたり、ドライアイスで煙がでてきたり……。夢がありました。うちの厨房(ちゅうぼう)も格好の遊び場、割り箸でゴム鉄砲を作ってね。

 坊ちゃん育ちで、学業はお恥ずかしい限り、学生時代はもっぱらサーフィンでした。でも小学生の頃から祖父…

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