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特集ワイド

司会連続9回、山川静夫さんの辛口「紅白」評 聴きたい「歌の真剣勝負」

=小出洋平撮影

 安室奈美恵さん、桑田佳祐さんの特別出演が決まった「紅白歌合戦」だが、近年、ワクワク感が薄れてきた気がする。なぜだろう。1974年から白組司会を連続9回務めた元NHKアナウンサー、山川静夫さん(84)の「辛口批評」が聞きたくなった。【鈴木美穂】

 --最近の紅白、見て面白いと思います?

 山川さん まず僕の経験からお話しさせてもらいますね。僕が初めて白組の司会をした74年は、家族が一つのコタツで同じテレビを見る「だんらん」の時代でした。音楽界は「黄金期」を迎え、歌謡曲や演歌、フォークがあり、グループサウンズやロックが出てきた。80年代に入ると、世相も音楽環境も変わっていきます。レコードはCDになり、音楽をイヤホンで楽しむ「個」の時代になってきました。

 僕は、何より「紅白歌合戦」という言葉の意味にこだわってきました。紅白は、男と女。年の暮れ、時におふざけも交えつつ、歌で真剣勝負する。「合戦」ですから、食うか食われるか。ところが今、歌や合戦がなおざりになっている。良くないですよ。紅白の司会が並んでニコニコなんて、僕らの時にはあり得ない。時流もあるし、番組の形が変わっていくのはやむを得ませんが、名称を継承する以上は名に恥じぬようにやらないと。中高年…

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