1人暮らしのお年寄りに、おみそ汁やスープの汁物を作って届けている人がいる。具合の悪いときに食べたいものは汁物だって、自分が病気をしたときに気がついたんじゃと。
おなかが弱っているときも、汁気があるものをミキサーにかけてスープにすれば食べられる。赤ちゃんの離乳食のようにね。生まれた時も年とってからも、人は汁物に始まり、汁物で人生を終える。それしか食べられない時に作ってくれる人がいたら、喜ばれるじゃろうねえ。
「自分が汁物差し入れてもらってうれしかったから、人にもと思って始めたの」と。「けの汁が食べたいっていう人がいて、調べてみたら、東北地方に伝わる郷土料理。いろんな具材がさいの目に切られて入ってて、最後に大豆を細かくして入れると、煮込んだおみそ汁のような味がするんですって。子供の頃、母が作ってくれて毎日食べていましたって、作ったらすごく喜んでもらえたのよ」
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