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わたしは思う

座間殺害事件 受け止めれば救える NPO法人「東京フレンズ」理事長・西隈亜紀さん

 10代、20代は悩み多き年代なのに支援の仕組みが抜け落ちていると感じ、東京都内で心のケアが必要な若者向けのグループホーム「キキ」を運営している。親からの虐待や家庭内暴力など背景はさまざまだが、ほとんど全員が「死にたい」と話したことがある。

 衝動的に自殺する恐れはあるが、本当に死にたいわけではない。「死ぬほど苦しい」というSOSだ。「死にたい」は「生きたい」と同じ意味。きちんと受け止めてあげれば、自殺させずに救える可能性が高い。

 グループホームでは、安否確認のため毎日、スタッフに顔を見せるか、せめて電話する約束にしている。メールでは、本当の様子が分からないと考えているからだ。「睡眠薬を大量服用しちゃった」。深夜にそんな電話を受けて駆け付けたこともある。顔を見て話を聞き、次にまた会う約束をする。そういう関係を築くことが大切だ。

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