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南相馬・鹿島

津波耐えた一本松に別れ 復興の象徴

「かしまの一本松」の伐採を控え、集まった地区住民ら=福島県南相馬市で2017年12月27日午前10時52分、喜屋武真之介撮影

 東日本大震災の大津波に耐えた、福島県南相馬市鹿島区南右田の「かしまの一本松」が27日に伐採された。市民らが復興のシンボルとして保存活動を進めたものの、高潮の影響で立ち枯れが進んでいた。防災林の一角には、一本松の枝や種から育てた苗木が植えられる予定だ。

伐採直前の「かしまの一本松」を囲み、「ありがとう」と声を合わせる地元住民ら=福島県南相馬市で2017年12月27日午前11時28分、喜屋武真之介撮影

 一本松が立つ南右田地区は、津波で全70戸が流され、住民の2割弱に当たる54人が犠牲になった。

切り倒された「かしまの一本松」=福島県南相馬市で2017年12月27日午前11時55分、小出洋平撮影

 市民らでつくる「かしまの一本松を守る会」のメンバーが保護活動を続けたが、海水による衰弱は止まらず、伐採が決まった。【高井瞳】

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