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中国

パンダのふんでティッシュ 1箱740円においなし

パンダのふんを利用して、商品化されたティッシュペーパー=開発した製紙会社提供

薄い茶色 体内で消化されなかったササの繊維いかした商品

 【上海・林哲平】中国四川省の製紙会社と中国パンダ保護研究センターが協力し、ジャイアントパンダのふんを利用したティッシュペーパーを発売した。体内で消化されなかったササの繊維をいかした商品で、「パンダは国宝」とされる中国で話題になっている。

 同センターは世界的なパンダ繁殖・研究の中心地で、約270頭を飼育。東京・上野動物園で生まれた「シャンシャン」の父「リーリー」と母「シンシン」のふるさとでもある。

 地元メディアによると、同センターのパンダのふんや食べ残しのササから繊維を取り出し、洗浄したり蒸したりする工程を繰り返してティッシュペーパーやトイレットペーパーなどに加工。医療用酸素で消毒し、国の安全基準も達成した。

 ティッシュ1箱で42元(約740円)の高級品だ。薄い茶色で、地元メディアの記者は「においはなく、一般の商品とほぼ同じ。自分も問題なく使っている」と話した。

 雌のパンダ「タンタン」を飼育する神戸市立王子動物園によると、パンダは腸が短く、主食のササは多くが消化されないまま排出される。同園もパンダのふんを使った紙作りイベントを行ったことがあるが、「まとまった量がそろう中国ならではの商品だ」と話している。

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