ロヒンギャ

迫害やまず 難民「逃げるしかない」

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 ミャンマーの少数派イスラム教徒「ロヒンギャ」が隣国バングラデシュで大量に難民化した問題。「人道危機」という国際社会からの批判を浴び、ミャンマー政府は掃討作戦終了を宣言したが、今も難民の流入は止まらない。ミャンマー国境を流れるナフ川のバングラ側ほとりで、幼い2人の娘を抱え、途方に暮れたロヒンギャの女性に出会った。【コックスバザールで金子淳】

 「家族5人でボートで上陸した後、弟2人とはぐれてしまって……」。難民流入が続くバングラ南東部コックスバザール。今月3日朝、ミヌワラ・ベガムさん(25)の黒い布の間からのぞく瞳には、深い疲労がにじんでいた。5日間歩いて国境近くにたどりつき、月明かりの下、他の難民約20人とともに小舟で近くの川岸に上陸。その後、闇夜の中を歩くうち、20歳と18歳の弟を見失ったという。

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