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文部科学省は26日、教員の働き方改革を進めるための緊急対策を正式に公表した。教員が有給休暇を取得できるようにするため、夏休みなどに学校閉庁日を一定期間設けるよう促すことや、文科省内の複数の課にまたがっている教職員に関する業務を一元的に管理する部署を新設することなどが盛り込まれた。
緊急対策は中央教育審議会が22日に提出した中間まとめを受けたもので、教員の負担軽減策を列挙した。夏休みなどの長期休業期間中にも、教員は研修や部活動指導があり、休暇を取得できないとの指摘があり、閉庁日を設けることで、休暇が取りやすい環境を整える。
文科省の新部署は来年10月の組織再編に合わせて、初等中等教育局の財務課内に新設する。教職員の勤務時間や人員配置など、これまで複数の課が別々に担当してきた業務をまとめる。学校に新たな業務を追加する際は、事前に新部署と調整して重複を防ぐ。
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