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柏崎刈羽「合格」、チバニアン… 今年の科学重大ニュース

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 東京電力柏崎刈羽原発の安全審査「合格」、東電福島第1原発の溶融燃料(燃料デブリ)とみられる物体の初確認、民間宇宙ベンチャーの挑戦、「チバニアン」命名内定--。今年も科学の重大ニュースが相次いだ。この1年を振り返る。【斎藤有香、岡田英】

 ●宇宙ベンチャー

 日本人としては12人目の宇宙飛行士となった金井宣茂(のりしげ)さん(41)。来年6月まで国際宇宙ステーション(ISS)に滞在し、実験などのミッションに取り組む。医師の金井さんは無重力が人体に与える影響などを調べる予定で、宇宙医学への貢献が期待される。

 そのISSを巡っては、2025年以降の運用方針が決まっていない。政府は12月、国際的な有人月探査計画への参加について検討することを表明したものの、ISSも含めた長期的な宇宙戦略は固まっていない。日本は現在、ISSの運用に年400億円を拠出しており、累計では約1兆円に及ぶ。月探査計画にはさらなる負担が想定され、計画参加の妥当性とともに費用対効果も問われる。

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