平成30年インタビュー

(2)北野華子さん スポーツで病気の子を支援

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NPOの企画でバスケットボールのプロチームのメンバーになった長期療養中の男児と遊ぶ北野さん(左)=東京都府中市で、和田大典撮影
NPOの企画でバスケットボールのプロチームのメンバーになった長期療養中の男児と遊ぶ北野さん(左)=東京都府中市で、和田大典撮影

 平成時代が始まって今年で30年目を迎える。バブル景気の絶頂から崩壊、失われた20年、阪神大震災や東日本大震災など相次ぐ大きな災害--。激動の時代に育ち、新たなステージに向け飛躍を期す6人の若者に未来への抱負を語ってもらった。

 この30年は、医療が大きく進歩し、患者の救命だけでなく「生活の質の向上」も重視されるようになった時代だった。そんな中、NPO法人「Being ALIVE Japan」理事長の北野華子さん(30)は、スポーツを通じて長期療養中の子どもの可能性を広げるという、日本ではまだ珍しい活動に取り組んでいる。

 5歳ごろから発熱や胸痛、腹痛を繰り返し、入退院が中学卒業まで続いた。18歳で診断されたのが自己炎症性の難病。やっと効く薬が分かり、症状が抑えられるようになった。療養時は「病気だから」と諦めたことも多かったが、病棟に道化師(ホスピタルクラウン)が来てくれた時は、笑って病気を忘れられた。そんな経験から、医療の必要な子や家族を心理・社会面で支える米国の認定資格「チャイルド・ライフ・スペシャリスト」を取…

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