メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

伝えたい・那須雪崩事故

冬山登山を考える/下 低気圧性降雪は危険 視覚的システム開発へ /栃木

防災科学技術研究所主任研究員・中村一樹さん(49)

 気象条件によって、降雪の種類は異なります。当然、積雪にも違いが生じるので、気象面から雪崩の起きやすい雪面を想定することは、「安全登山」のためにとても重要です。

 那須町の雪崩事故では、雪崩発生の前日から当日にかけて、本州南岸沿いから日本列島の東の海上を低気圧が通過しました。この低気圧の北東側に広がる雲から、結晶をつなぎ合わせる役目を果たす雲粒の無い板状の結晶が降ったことで雪面に弱層が形成されました。さらにその後、グラニュー糖のようなサラサラした大雪が降りました。それで表層雪崩が起きやすくなったと考えられます。

 低気圧の影響による降雪は不安定になりやすく、雪崩発生の危険が高まります。しかし、従来の研究は、日本…

この記事は有料記事です。

残り629文字(全文961文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. おげんさんといっしょ 「#おげんさん」再び世界トレンド1位に 第3弾もSNS大盛り上がり

  2. 路上生活者の避難拒否 自治体の意識の差が浮き彫りに 専門家「究極の差別だ」

  3. 大規模河川の堤防も対応能力超え決壊 そのメカニズムとは

  4. 継続は力なり わかやま100年企業の挑戦 亀屋旅館 愛される旅館、いつまでも 完全復旧へ力注ぐ /和歌山

  5. 「声をかける暇もなかった」遺体発見 なぜ…悔やむ生存者 福島・本宮

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです