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記者ノート

’17年末ワイド 被災地を思う /熊本

 「年末にカキを送るよ」。広島の友人は電話でそう言った。カキは大好物なので思わず声を弾ませてしまったが、それより、友人が元気そうなことが分かって何よりうれしかった。

 友人といっても、32歳の私より27歳年上の女性。東京電力福島第1原発事故で彼女の生活は一変した。自宅は原発から約8キロの福島県浪江町。事故後、立入禁止の警戒区域に入り、転居を余儀なくされた。頼ったのが広島にいた次男夫婦だった。

 当時広島支局に勤務していた私は、避難者を探す中で彼女を知り、取材を申し込んだ。最初は取材を断られたものの、原発事故への不安や古里への思いを語ってくれるようになった。私が福島県に取材応援に入った時、偶然にも彼女も一時帰宅していて、福島でも取材をした。その後度々、お互いに近況を報告し合うようになった。

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