大相撲

元日馬略式起訴 処罰感情、慎重に見極め 示談の可能性低く

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 元横綱・日馬富士による貴ノ岩関への傷害事件で、検察は元横綱を略式起訴した。力士のトップが引き起こし、角界を揺るがせた不祥事。来年1月に初場所が控える中、検察は示談の可能性など貴ノ岩関の処罰感情を見極めた上で年内処分を決めたとみられる。

 貴ノ岩関の師匠・貴乃花親方から鳥取県警に被害届が出されたのは10月29日。県警は元横綱に任意聴取し、白鵬関、鶴竜関ら同席者全員に話を聴くなどして暴行の状況や動機などを確認。今月11日、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けて書類送検した。

 元横綱は事情聴取に暴行を認めており、考えられた刑事処分は、正式裁判を求める起訴▽公判を経ず罰金刑を求める略式起訴▽悪質性が低いなど検察の裁量で起訴しない不起訴(起訴猶予)--だった。焦点は被害者の処罰感情で、具体的には元横綱と貴ノ岩関側との示談の成立の可否だった。元横綱側は貴ノ岩関側に謝罪しており、検察関係者は「合理的な期間は示談の行方を待つことはありうる」と指摘。鳥取地検は貴ノ岩関側の意向を確…

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