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我らが少女A

/148 第4章 28=高村薫 多田和博・挿画監修

 その日は高田馬場。昨日は八王子と中野。その前は秋葉原でそれぞれ非公式大会。明日二十七日と二十八日の土日は、公式戦のオンラインJCGシャドウバースオープンのセカンドシーズンがある。忍は連日それらの会場へ足を運んでギャラリーになり、自身の弱点の克服とデッキの強化に取り組んでいるが、その動機は月初めの対戦で敗退したこと以外にあるわけではない。ゲームの開発会社に声をかけられるような一流ゲーマーになるとか、大会で優勝するとか、海外遠征に挑戦するといったことは考えたこともない。いや、実際には勝負に負けたことも、自分ではそれほど拘(こだわ)っているという意識はない。より正確に言うと、ゲームの公式サイトに躍る各種の案内の文字が、眼(め)の奥の奥にある信号機のポイントを次々に切り替えて、今日はどこ、明日はどこと列車の行く先を自動的に決めているといった感じだろうか。

 そうだ、あのスポーツバカの小野雄太が西武鉄道の社員だって? ゲーセンで頭文字(イニシャル)Dという…

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