連載

縮む日本の先に

都市部への人口流入の陰で、地方は深刻な過疎化と高齢化に直面している。財政赤字に苦しむ国の支援には限界があり、地方が目指す未来には不透明感が漂う。人口減と向き合う自治体や住民の思いを交えながら、地方が存続するための処方箋を探る。

連載一覧

縮む日本の先に

AIと生きる/1(その1) AIが面接官 就活学生「公平、細やか」

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷

 テーブルの中央にスマートフォンが置かれている。「学生時代に最も力を入れたことは何ですか」。音声に合わせ、画面に質問が浮かぶ。手を膝の上で組んだ大学生が身をかがめながら近付く。「ゼミで地方創生の課題に取り組みました」

 「結果は?」「得られたことは何ですか」。答えによって追加の質問の内容は変わる。その判断は人工知能(AI)が担う。問いは100を超え、応答は1時間半に及んだ。

 今月半ば、東京や関西で開かれた「AI面接体験会」。就職情報会社エン・ジャパン(東京)が企画し、大学生20人が参加した。早稲田大3年の大見勇人さん(22)もその一人だ。「AIってもっと雑かと思っていた。漠然と答えると『もっと詳しく』と何度も追及されて焦った」

この記事は有料記事です。

残り1133文字(全文1449文字)

あわせて読みたい

注目の特集