岩手・鶯宿温泉

外国人社員が接客 増える訪日客に対応

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外国人宿泊者に英語で接客するセバスチャンさん
=雫石町鴬宿温泉長栄館で
外国人宿泊者に英語で接客するセバスチャンさん =雫石町鴬宿温泉長栄館で

 訪日外国人観光客(インバウンド)が岩手に熱い視線を注いでいる。県の観光統計によると、県内を訪れた外国人観光客数は、2011年に東日本大震災で落ち込んで以降、毎年増加し、16年は16万3230人(前年比4万1739人増)と過去最多に。19年にはラグビー・ワールドカップ(W杯)の試合が釜石市でも行われる予定で、さらなる訪日客の増加が予想される。インバウンドの増加に対応しようと、雫石町の鶯宿温泉「長栄館」は昨年4月、フランス人のエチエバン・セバスチャンさん(36)を正社員として採用。フランス語を含む4カ国語での接客が口コミサイトで広がり、外国人宿泊客が押し寄せるなど話題を集めている。【小鍜冶孝志】

 盛岡市西部にある県内屈指の温泉地、繋温泉から西へ車で約20分。鶯宿川両岸に大小19の宿泊施設が集まる温泉街の最上流に、ひときわ目立つ6階建ての長栄館がある。「いらっしゃいませ。寒い中、長栄館にようこそ」。昨年12月中旬に訪れると、流ちょうな日本語を話すセバスチャンさんが出迎えてくれた。

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