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寝屋川監禁

両親の食べ残し1日1食 長女急激に衰弱か

柿元愛里さんの遺体が見つかった自宅。中央の棟で監禁されていたとみられる=大阪府寝屋川市で2017年12月26日午前11時20分、本社ヘリから猪飼健史撮影
柿元愛里さんが監禁されていた自宅に設置された監視カメラ=大阪府寝屋川市で2017年12月27日午前、加古信志撮影

 大阪府寝屋川市で柿元愛里さん(33)が自宅で衰弱死した事件で、監禁と保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕された両親が、昨年1月ごろから自分たちの食べ残しなど1日1食しか与えていなかったことが府警への取材で分かった。この頃から愛里さんが急激に衰弱していったとみられ、府警は生活実態を調べる。

 父親の工員、柿元泰孝(55)と母親の由加里(53)の両容疑者は、長女の愛里さんが複数の医療機関で精神疾患と診断された翌年の2002年ごろから、自宅内に間仕切りした2畳の部屋に監禁したとされる。

 捜査関係者によると、食事は1日2食与えていたが、昨年1月ごろから1食に減らし、両親の食べ残しから軟らかい食品を選んで与えていたという。

 泰孝容疑者は「私たちなりに考えて十分な食事を与えていた。衰弱していたか分からなかった」と供述。しかし、愛里さんはこの頃から急激に痩せていったとみられ、死亡時は皮下脂肪もほとんどない状態で、体重は19キロだった。

 両容疑者は当初、「自力でトイレに行けないのでおむつをさせていた」と供述していたが、実際はおむつも含め、数年前から何も身につけさせていなかったとみられ、詳しい状況を調べている。

 泰孝容疑者らは部屋に設置したカメラで室内の様子を監視していたとされ、映像の記録は10年ほど保存されていた。府警は映像を分析し、監禁の実態を調べている。府警は4日、両容疑者を送検した。【山田毅、村田拓也】

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