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ぐるっと首都圏・アートを歩く

芸術さんぽ 東京都庭園美術館(東京都港区) 備品も芸術作品のよう /東京

フランスの装飾様式「アール・デコ」の装飾が細部にまで施された大客室。作品と展示空間の調和を楽しめる=港区白金台5の東京都庭園美術館で

 木々の間から鳥のさえずりが聞こえる一本道の奥に美術館はたたずむ。建築・内装に仏装飾様式「アール・デコ」をふんだんに取り入れ、優美な空間にうっとりしてしまう。

 もとは1933年に完成した旧朝香宮邸の建物だ。83年に美術館として開館し、2014年には新館が加わった。本館は意匠的な価値が高く、15年に国の重要文化財に指定された。特に大客室と大食堂はアール・デコの粋が表れている。天井を見上げるとガラス工芸家、ルネ・ラリックが提供したシャンデリアが輝く。大客室の上部には主な内装設計をしたアンリ・ラパンによる壁画が描かれ、扉の上にも半円形の飾りがある。

 そして、展示によって部屋の印象も変わる。展示された作品と美術館に備わる家具や装飾--。その境目が分からず「どこからが作品ですか」と思わず聞いてしまいそう。学芸員の浜崎加織さんは「この空間に作品が設置されていることを楽しんでほしい」と話す。

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