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幕末・維新グルメ

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明治改元150年/3 山内容堂と酒 鯨海酔侯、豪気な大名 /高知

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山内容堂の肖像画(県立高知城歴史博物館所蔵)=同館提供
山内容堂の肖像画(県立高知城歴史博物館所蔵)=同館提供

 明治維新のエネルギー源は食べ物だけでは無かった。志士たちが集まれば、酒を片手に理想を語り合うこともしばしば。幕末の中でひときわお酒のイメージが強いのは自ら「鯨海酔侯」と号した土佐藩主・山内容堂だろう。

 容堂は自他共に認める酒好きだったようだ。鯨海酔侯の他にも「自酔自醒」「酔中真味」などの印を作っている。容堂に詳しい県立高知城歴史博物館の渡部淳館長に話を聞くと「容堂の宴会は本当に楽しそうなんですよ」と笑顔で教えてくれた。容堂自身の記述によると、江戸の隅田川に船を浮かべ、親しかった福井藩主・松平春嶽(しゅんがく)らと共に、美女をはべらせ、漢詩などを語り合ったという。

 また、春嶽とは手紙のやり取りの中でも、自分の事を「五斗先生」と称して、下戸の春嶽を「茶先生」「下戸先生」などとからかっている。

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