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政府

羽生氏と井山氏に国民栄誉賞 正式決定 2月に授与

羽生善治氏(左)と井山裕太氏

 政府は5日、将棋で初めて永世7冠を達成した羽生善治氏(47)と、囲碁で初の2度にわたる7冠独占を果たした井山裕太氏(28)=本因坊文裕(もんゆう)=に国民栄誉賞を授与することを正式に決定した。安倍晋三首相が決定し、菅義偉官房長官が同日午前の閣議に報告した。同賞を授与する表彰式は2月13日に首相官邸で行う。将棋、囲碁の棋士の受賞はそれぞれ初めてとなる。

 菅氏は閣議後の記者会見で、両氏への授与の理由について「歴史に刻まれる偉業を達成された。多くの国民に夢と感動を、社会に明るい希望と勇気を与えることに顕著な業績があった」と説明した。

 国民栄誉賞の授与は2016年、五輪女子レスリングで4連覇を果たした伊調馨選手以来で25、26例目となる。

 羽生氏は1985年に史上3人目の中学生棋士としてデビューし、96年に史上初の7冠同時制覇を果たした。先月5日、第30期竜王戦七番勝負の第5局で15期ぶり通算7期目の竜王となり、永世竜王の資格を獲得。永世称号のある7タイトル戦(名人、王将、竜王、王位、王座、棋王、棋聖)すべてで永世資格を持つ永世7冠を達成した。

 井山氏は02年4月に12歳でプロ入り。16年に本因坊戦5連覇で永世本因坊の資格を得て、文裕の号を名乗った。昨年10月17日、第42期名人戦七番勝負の第5局で名人のタイトルを約1年ぶりに奪回し、7冠(本因坊、棋聖、名人、王座、天元、碁聖、十段)に復帰した。7冠復帰は囲碁、将棋界を通じて史上初めて。

 国民栄誉賞は77年のプロ野球の王貞治氏以来、スポーツや文化・芸能関係者の23人と1団体が受賞した。2人同時の受賞は13年にプロ野球の長嶋茂雄、松井秀喜両氏の例がある。【高橋克哉】

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