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築地市場

最後の初競り クロマグロ最高額3645万円

築地市場の生鮮マグロ卸売場で、初競りに臨む市場関係者ら=東京都中央区で2018年1月5日午前4時51分、小川昌宏撮影

 東京都中央卸売市場築地市場(中央区)で5日、新春恒例の初競りが行われ、記録のある1999年以降で最大となる405キロのクロマグロ(青森県大間産)が、この日最高額の3645万円で競り落とされた。今年10月に豊洲市場(江東区)に移転することが決まった築地市場は同6日に営業を終えるため、今年が築地での「最後の初競り」となった。

 生鮮マグロ卸売場では初競りに先立ち、卸売業者代表の「第一水産」の田口弘之社長が「住み慣れた築地でのあいさつも今年が最後になりそう。世界に冠たる築地ブランドを豊洲ブランドに変えるのは、一人一人の責務だ」と話した。東京築地魚市場大物業会の横田繁夫会長は「歴史的な節目に携われたことを誇りに思い、皆さまと新たなステージを作っていく」と力を込めた。

 鐘の音を合図に、午前5時過ぎに初競りが始まった。最高値の3645万円(1キロ当たり9万円)のマグロを落札したのは、築地の水産仲卸「やま幸」。1キロ当たりの最高値のクロマグロ(190キロ、1キロ当たり16万円)は、すしチェーン「すしざんまい」を展開する「喜代村」が3040万円で競り落とした。

 築地市場は当初、2016年11月7日に豊洲市場への移転が予定されていたが、同年8月に小池百合子知事が移転延期を表明。有識者による専門家会議の検証などを経て昨年12月、豊洲市場が今年10月11日に開場することが正式決定した。【円谷美晶】

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