トランプ氏

中間選挙、共和主流派に追い風 盟友と決別

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 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領が3日、最側近だったバノン前首席戦略官に異例の批判を行った。昨年8月の退任後も、政権外から「米国第一主義」実現のため援護射撃してきたバノン氏との決裂は、今年11月の中間選挙の構図にも影響を与える。

 移民排斥や強硬な通商策など、トランプ氏の政策理念に大きな影響を与えたバノン氏は昨年8月、ホワイトハウス内の混乱収束のため事実上更迭された。その後も「トランプのために戦争をする」などと発言。自ら率いる極右ニュースサイト「ブライトバート」などで、米国第一主義政策を阻害する政敵とみなす民主党や、共和党主流派を繰り返し攻撃した。

 中間選に向けバノン氏は、アリゾナ、ネバダ、ウィスコンシン州などで党主流派の再選阻止を目指し、予備選への極右系候補擁立を模索している。こうした「バノン系」候補が勢力を拡大し、共和党の分裂が深刻化すれば、民主党を利すると見られていた。

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