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エンタメ小説・今月の推し!

万感迫る森家 笑えるモテ

 吉良邸に討ち入りした赤穂浪士47人の中に、隣国である津山森家の旧臣3人がいた。なぜ彼らはこの義挙に加わっていたのか。諸田玲子さんの『森家の討ち入り』(講談社)は、史実をもとに絶妙な手際で謎に迫り、連作短編でしみいるような歴史小説に仕上げた。

 津山森家18万6500石は当主の早世、跡継ぎの廃嫡などでお家取り潰しの憂き目に遭い、家名だけを維持して西江原森家2万石として生き延びている。その当主長直のもとに、四十七士に森家の旧臣がいる報が届く。津山森家が取り潰された後、赤穂浅野家に仕官していたのだ。討ち入り後の3人の消息を探るがうまくいかない。長直はじめ西江原森家一同は、心づくしの饅頭(まんじゅう)を作る。冒頭の「長直の饅頭」で幕が開いた物語は、津山森家がたどった苦難の道と絡めて、3人の旧…

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