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近きにありて

東京ふるさと味/4 板橋 伊勢うどん 売りは「コシのなさ」 /東京

「魚菜酒房 樽見」のおかみ、樽見智奈美さん

 純白の麺に、細かく刻んだ青ネギが乗っている。たっぷりのつゆはない。箸で引き上げると、麺にしょうゆ色のたれが絡んでいる。口に運ぶと、太さに見合わず歯ごたえがない。たれのうまみが広がり、もちもちとしたうどんは、おなかにストンと収まった。この「コシのない麺」が、伊勢うどんの特徴だ。

 「店を開いた頃、お客さんに『ゆで過ぎか?』と聞かれました」

 笑顔で話すのは樽見智奈美さん(49)。板橋区小茂根で夫の浩司さん(56)と料理店「魚菜酒房 樽見」を営んで四半世紀になる。都内で伊勢うどんを出しているのは、この店を含め20軒ほどだ。

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