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養老孟司・評 『資本主義と死の欲動-フロイトとケインズ』=G・ドスタレール、B・マリス著

 (藤原書店・3240円)

経済とはどのようなヒトの活動か

 ドスタレールはカナダ生まれの経済史家、ケインズの評伝で知られている。マリスは経済学者、ジャーナリストで、仏シャルリー・エブド紙編集室へのテロで殺害された。この二人がフロイトとケインズの思考の共通点に注目し、この著作が生まれた。書かれた時期はリーマン・ショックの翌年である。時代背景からすれば、資本主義やグローバリズムに対する疑念が強まり、生まれるべくして生まれた本ということになろうか。

 評者は経済に具体的には関心がない。それならなぜこの本を紹介するかというと、そもそも経済とは、根本的…

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