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明治150年/7 大宮の氷川神社 「伝統」と「革新」往復 /埼玉

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氷川神社の楼門の前に立つ東角井真臣権宮司=さいたま市大宮区高鼻町1の武蔵一宮氷川神社で
氷川神社の楼門の前に立つ東角井真臣権宮司=さいたま市大宮区高鼻町1の武蔵一宮氷川神社で

 「当時17歳の若さだった明治天皇は明治の始まりに際し、まずは神に祈りをささげて国民の幸せを願い、新しい時代を作る覚悟を決めるために参拝されたのではないか」

 さいたま市大宮区にある武蔵一宮氷川神社の東角井真臣(ひがしつのいまさおみ)権宮司(39)は明治元年の1868年、氷川神社を参拝した明治天皇の心情を推し量る。同年、都が京都から東京に移り、明治天皇は10月13日に江戸城に入った。同28日には氷川神社を訪れ自ら祭儀を執り行った。桓武天皇が平安遷都以後、山城国一宮の賀茂神社を崇敬したのに倣ったとされる。

 この行幸から数え年で150年に当たる2017年10月28日、氷川神社では「明治天皇御親祭150年祭」が盛大に執り行われた。東角井権宮司は「天皇陛下が国民のために祈られてきたことを広く知ってほしい」と語る。明治維新150年の節目の年に「維新の志士たちが、どんな思いで国を守るために西洋列強と対峙(たいじ)したのかに思いをはせ、同時に西洋の植民地化に対抗し日本が戦争を続けていった事実にも目を向ける。輝…

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