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ゴールデン・グローブ賞

女優ら黒ドレスでセクハラ抗議

ゴールデン・グローブ賞の授賞式で、セクハラへの意識向上を訴えるため黒いドレスを着て、「私も」運動を始めた活動家のタラナ・バークさん(左)とレッドカーペットに現れた女優のミシェル・ウィリアムズさん=米ビバリーヒルズで2018年1月7日、長野宏美撮影

 【ビバリーヒルズ(米カリフォルニア州)長野宏美】米アカデミー賞の前哨戦となる第75回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が7日、ビバリーヒルズで開かれた。昨年秋に大物プロデューサーをはじめ映画界に広がるセクハラ問題が発覚した後、初の大規模セレモニーとなり、女優メリル・ストリープさんら多くの出席者が黒い装いでセクハラへの抗議の意思を示した。

 抗議の黒い装いは、ストリープさんら300人を超える女優らが今月、性的被害者の制度支援などを訴えるキャンペーン「タイムズ・アップ(もう、おしまい)」の一環として呼びかけた。俳優ら男性陣も黒いタキシードの中のシャツまで黒くしたり、キャンペーンのロゴをあしらったピンバッジをつけたりして授賞式に臨んだ。

 キャンペーンを呼びかけた一人で、今回主演女優賞にノミネートされたミシェル・ウィリアムズさんは、性的被害者への支援運動「MeToo(私も)」を2007年に始めた黒人女性活動家タラナ・バークさんとともに黒いドレスでレッドカーペットを歩いた。また、ストリープさんやエマ・ワトソンさんらは会場でバークさんと記念撮影し、連帯感をアピールした。ワトソンさんは「結束や連帯の証しとして黒を着ている。女性たちが互いに声を上げることで広がった」と語った。

ゴールデン・グローブ賞会場での発言(敬称略)

 ★ニコール・キッドマン(テレビ部門の主演女優賞)「(セクハラ告発で盛り上がった)この会話を生かし続けましょう」

 ★ミシェル・ウィリアムズ(主演女優賞候補) 「(『私も』運動を始めた)タラナ・バークさんが運動の種をまいた」

 ★ナタリー・ポートマン(アカデミー賞受賞女優)「(監督賞の発表を前に)候補者は全員男性ですね」

 ★ダニエル・カルーヤ(主演男優賞候補)「闘う女性の支えになることを名誉に思う」

 ★バーブラ・ストライサンド(アカデミー賞受賞女優)「男女不平等やセクハラに声を上げた(授賞式)出席者を誇りに思う」

 ★リース・ウィザースプーンさん(16歳の時に映画監督から性的暴行を受けた事実を告白した女優)「沈黙を破った人たちに感謝する。セクハラや差別を受け、黙るのは、もうおしまい。私たちは(被害を)見て、聞いて、そしてそれを話します」

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