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インターネットの通販サイトに記載してある格安の「お試し価格」で1回限りの注文をしたつもりが、通常料金で定期購入契約をしてしまうトラブルが急増している。国民生活センターによると、2017年度のネット通販での定期購入に関する相談件数は、一昨年度から2.8倍に増えた昨年度を大幅に上回っている。弁護士らで構成するNPO法人「京都消費者契約ネットワーク」は昨年12月、東京都内の2社を相手取り、誤認させるような表示の差し止めを求め、京都地裁に提訴した。【飼手勇介】
訴状によると、2社ともに筋力を増強させるサプリメントを販売。1社は、トップページで「初回実質無料」と強調しつつ、読み進めると「4回以上のご継続が条件となります」との表記があり、定期購入を前提としていた。別の1社も、初回1カ月「500円」との表記とは別に、「最低4回(4カ月)以上の継続をお約束いただいております」と表示。いずれも申し込めば、約2万~2万4000円の定期契約が締結される仕組みになって…
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